できることなら私のことを救ってよ
最終更新:2022-07-30 12:02:22
460文字
会話率:0%
モンティー学園。聖母のような校長、オランウータンの七音(どれみ)は壮絶な過去を乗り越え、この学園を設立した。
ここでは若いサル達が学生として通い、立派なサルになる為に勉強をしている。学園で教鞭を取るのはシルバーバックのマウンテンゴリラ教師、
力(りき)だ。
真面目な生徒には熱心な授業を、不良生徒には愛の鞭で更生させようとするのだが・・・・・・。
人類が滅亡した世界の未来。そこには荒廃した世界はなく、緑と新旧の文明が入り混じる世となり、知能を持った動物達の社会が築かれようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 21:27:53
8241文字
会話率:42%
「学校の七不思議を調べようよ」
ある日、A子がそう言い出したことから、A子、B美、私の三人は、夜の学校へ忍び込む。
恐ろしい七不思議たち、しかしその中身は偽物だらけ。
落胆とともに安堵していると、七不思議の五つ目に異変が……?
※こ
の作品は、たこす様主催の『第二回 この作品の作者はだーれだ企画』の参加作として書いたものを、企画終了のためアップしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 08:36:36
4000文字
会話率:19%
この物語は、作者の私が言うのも変なのだが、多分、自分の人生上での「最高傑作」の推理小説だ。
この物語は、石川県金沢市の駅前の、高級ホテルで、ホテル・コンシェルジュの仕事をしていた美女、そのあだ名が、高校・大学時代に、『聖母マリア』と呼
ばれてきた、清純無垢の女性が、めちゃくちゃに強姦殺害される事から始まる。
あだ名のとおり、キリスト教の超厳格な家庭に育ってきた彼女は、当然の如く、男性経験は全く無く、その殺害現場は、悲惨極まるものであったと言う。
だが、これが、逆に災いし、男性関係を、石川県警が全力を挙げて捜査するも、男性の陰は全く見えない。
ここに、新人刑事ながら、石川県警の試験で、全科目満点で入って来た刑事が、猛然と、動き始めるのだ。
彼の父親は、石川県警の巡査部長だったが、この新人刑事が小学生の時に、夜間、何者かに刺されて死亡。現在でも、犯人は捕まっていない。
その新人刑事は、父の敵を探すべく、高級官僚の試験を受けずに、この石川県警に、入庁してきたのだ。
その最初の事件が、俗に言う『聖母マリア殺人事件』だった。
相方の上司と、二人で、徹底的に、捜査するのだが、何しろ、男性関係が全く無いのに、女性専用の賃貸マンションの一室で、誰かと、缶ビールを飲んでいた事までは分かっている。そして、その缶ビールには、睡眠薬のハルシオンが混ざっていたのだ。
間違い無く殺人事件である。
これは、果たしてどう言う事だ。
しかも殺害された、いわゆる『聖母マリア』の体内からは、誰のものか分からない精液が見つかっているのである。
果たして、新人刑事は、『聖母マリア殺人事件』の真犯人や、自分の父親を殺害した事件の真犯人を、探し出せるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 12:14:06
27838文字
会話率:51%
三十と一夜の短篇(第74回)。
最終更新:2022-06-04 00:00:00
3119文字
会話率:20%
あたし笹舟 星凛(ささふね せり)は、ごく普通のOLだった。七夕の夜、謎の黒い玉を拾うまでは。
目を覚ますとそこには、見知らぬ部屋に、見知らぬ少年。
え、あたしがお母さん!?
ここは、人が樹から生まれる世界!?
魔法の存在する不思議な楽園で
、聖母になっちゃった!
働き者で魔法の得意な実の息子。
無口だけど忠実な護衛型ドールの青年。
花の名前を持つ美貌の騎士。
ほかにも自己主張……個性の強い仲間たちに囲まれ、なんやかんやで世界を救うことになりました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 15:56:42
239587文字
会話率:45%
新米錬金術師の姉妹、ミオとメイはひょんなことから労働力(冒険者のおじさん)を拾った。
おじさん、ジェイクを護衛にして採取に出かけ、薬作成や魔道具のカスタマイズに乗り出す。
すっからかんである財政を立て直し、祖母が遺した工房を守り抜く
ために奮闘する。
いつか、錬金術素材一覧に発見者として名を載せることを夢見て。
しかし、魔道具のカスタマイズをするうち、思いがけない道を進んでいくことになる。
※美少女錬金術師姉妹とおじさんが一緒に住むことになりますが、両手に花、というよりも、
寄ってくる悪い虫を近づけまいとする父と娘のような感じです。
主人公ふたりとおじさんの恋愛にはなりません。
ほのぼの物語で、チートは忘れたころに顔を出すかもしれません。
※本作で出てくる物品・事柄は現実のものとは関係ありません。
興味を持たれた方は正しい知識を参照ください。
※本編に出てくる魔道具の説明の一例。
目覚まし時計です。
<コケコッコの時計>
所定のボタンを押さないと、「コケコッコッコ」というアラームが徐々に激しくなり、
最終的には「コッケェェェェッコッコッコォォォオオオ!!」という
命(タマ)を取られるんじゃないか、という勢いになる。注意が必要だ。
※本編に出てくる薬の説明の一例。
<鎮痛剤>
飲み薬。聖母の優しさでできています。でも苦い。とんでもなく苦い。
聖母の優しさ、どこへいった……。
おおむね、こんな感じです。
最後までこの調子だと思います。
格好良さそうな魔法の呪文とか考えられないですが、こういうことはいっぱい出てきます。
<コケコッコの時計>とか、出てき過ぎて、更に説明が続きます。
気になった方は本編を読んでみてください(16話くらいに出てくる予定です)。
(ちなみに、大したものではありませんが、説明自体はこの三倍か四倍くらいはあります。
もう一度言いますが、大したものではありません。……脱力系?)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 22:00:00
410526文字
会話率:48%
公爵令嬢、ジョゼフィン・グラナトゥムは平民であるマリアを憎んでいた。
己の婚約者である第一王子、ノクス・アエテルニタスに纏わり付き、その上王子の側近やその他名家の令息たちにまで手を出し聖女と崇められている。
「まるで大淫婦だわ、裁きを与えな
いと」
ジョゼフィンはマリアを処分するためにある手を使うが、それは予想外の事態に発展する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 07:00:00
13260文字
会話率:37%
『正に聖母だ』
そう称される人物が俺——由崎蒼(ゆさき あおい)の通う学校には存在する。
そんな人物——西園寺麗奈(さいおんじ れいな)ともしマンションの部屋が隣だとわかったらどうするだろうか。
もちろん、近づこうと努力するに決まって
いる。隣に住んでいるのだ、何か間違いがあるはずだと……。
そう思っていた時期が俺にもあった。しかし、現実は虚しく時間だけが去っていたその時、
「由崎君! 助けて!」
「西園寺先輩!? どうしたんですか!」
そんな言葉が俺に注がれた。
接点の無かったはずの先輩とある日些細なきっかけで話すことになるお話。
カクヨムでも投稿中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 23:08:04
39180文字
会話率:60%
戦場には聖母がいる。彼女は散りゆく英雄達を、優しく包み込むだろう。
最終更新:2022-03-28 12:25:58
840文字
会話率:0%
突然だが、俺、秀には両親が居ない。丁度1ヵ月前に交通事故で二人共亡くなってしまった。
ある日、俺が家に帰ると何故か、先輩であり学校では『聖母様』と呼ばれている千春さんがドアの前で待っていた。そして彼女が放った言葉が――
「――私、今日か
ら君のママだから」
「.......なんですって?」
「だから、今日から私が秀君のママだよ〜」
――「はぁぁぁぁぁ!?!?」――
――――――――――
・レイティングは保険です。
・この作品は小説投稿サイト『小説家になろう』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 10:51:17
11469文字
会話率:60%
エイコー大陸の3分の1を手に入れた神聖マケドナルド帝国のレオン=アレクサンダー帝の野望は枯れることを知らない。
レオン帝の野望はさらに膨れ上がり、彼が率いる帝国軍はついにエイコー大陸の中央部にまで進出することになる。
そんな彼の野望を挫いた
のは、年端もいかぬ少女であった。
レオン帝の守護天使であるアンドレイ=ラプソティと少女が互いの主張をぶつけ合う中、帝国に恨みを抱く謎の人物が現れ、アンドレイ=ラプソティに宣戦布告する。
アンドレイ=ラプソティは謎の人物の後を追うために、帝国首都へと向かおうとする。
創造主:Y.O.N.N様に使命を与えらえた少女はアンドレイ=ラプソティと共に旅をする。
その旅路において、少女は自分の預かり知らぬところで、創造主:Y.O.N.N様が導きの手を差し伸べてくれていることなど、今はまだ知る由も無かった……。
少女は穢れなき|聖女《おとめ》であった。だが、創造主:Y.O.N.Nが欲するのは聖母でありながらにして、淫靡に股開く|堕女《おとめ》であった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 12:00:00
234581文字
会話率:46%
プラネットルナ。ある者はスリリングなアクションとアドヴェンチャーを求めるため、またある者はモンスターと死と隣り合わせのバトル、ハンティングを愉しむため、もっと他の者は好みの異性、もしくは同性とのロマンス、アバンチュールに燃えるため、別の者は
動物たちと触れ合うため、のんびりとしたスローライフを送るため、サテライトアースより転生してくる、剣と魔法が支配するファンタジー世界。
素性も明らかでは無い一人の男がプラネットルナへと転生してきた。プラネットルナが創世した時以来の異端者。人の姿をしていない彼はカオスそのものの姿をしている。プラネットルナの管理者の聖母ノンは、彼のことを警戒しながらも接触する。
記憶喪失でどうやってプラネットルナへとやって来たのはおろか、自分が何者で名前さえ分からないと訴える彼。存在を抹消せず彼に彼の望みうる全ての能力と身体を与えて、記憶を取り戻すための冒険をさせることにした聖母。
そして、能力を欲張り過ぎ、チートな存在になることを望んだ彼は、力士にさせられてしまう。なぜなら、力士こそ彼の望んだ能力をすべて持ち合わせる、プラネットルナではチートオブ職業であったから。
いやいやながらも力士になることを受け入れた彼は、名前を雷電サンダーと決めて、プラネットルナ中を冒険することになる。記憶を取り戻して自分が何者なのか知るために。
いや、せっかく力士になったのだから、横綱を目指そう!失われた記憶と力士として大成することを求めて、雷電サンダーの冒険が、今、幕を開ける!どすこい、どすこい!
相撲や力士を全面に押し出すのではなく、剣士や魔法使いなどたくさんある職業の一つとして力士をピックアップしてみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 18:27:28
140274文字
会話率:54%
(紹介文)
西部の聖夜に轟く銃声!悪党へ鉛玉の贈物だ!
ガンアクション&バイオレンス西部劇、ここに開幕! よりによってクリスマスイブに!
悪漢どもが民を苦しめる西部の街。
クリスマスイブのその夜、現れたのはサンタクロース。
――ただし。鋼の如き筋肉と、かついだ袋にいっぱいの銃を携えたサンタ。
「今夜が何の日か知ってんだろ? 俺はマジメさ、仕事に来たんだ。プレゼントを届けにな。これぞ賢者の贈り物、鉛玉をクソたっぷりとよ!」
銃弾飛び交う酒場の中、サンタクロースの剛腕が、二連散弾銃が悪党どもをなぎ倒す!
舞うは硝煙、そして血煙!
さらに現れる新たなサンタ、そして謎のガンマン……彼らの正体とは?
本格バイオレンス西部劇、ここに開幕! よりによってクリスマスイブに!
「俺のこの服、何で赤いか分かるだろ? てめぇらみてぇな、小悪党どもの返り血よ――
――客席も温まった、これからが本番よ。聖母(サンタ)マリアもご清聴あれ、サンタ楽隊(マリアッチ)の大協奏だ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 15:51:11
23211文字
会話率:38%
主人公、中山ひなは、修学旅行二日目の夜に、同じ部屋のメンバーと百物語もどきをしていた。
怖い話を1人ずつ話すのだが、九十九話の怖い話を話すのはネタが無いからと、1人1つの怪談話、合計六つの怪談を話すこととなった。
怪談を話し終えると、ろうそ
く代わりのスマホのライトを1人ずつ消していく。ライトはスマホと懐中電灯合わせて合計七つあり、夜が明けるまでは全部消してはいけない。必ず1つは残すというルールがある。
そして、最後の大トリとして選ばれたひなは、自分が作った怪談話を語り始める。
ただ、登場している人物、阿部美佐子は彼女の友達の阿部加奈子の妹。つまり実在する人物の名前である。
その内容は、阿部美佐子が学校のいじめが原因で投身自殺を図ったというものだ。
だがそれは失敗に終わる。美佐子が落ちた先に、1人の少女がいた。その少女が美佐子の下敷きとなってしまう。美佐子は助かったが、その少女は無くなってしまった。
被害者の少女の遺族が美佐子を責めるも、死ねなかったショックが強く彼女は何も耳に入っていなかった。
家族からも軽蔑の目で見られ、監視の目が強化され自殺をすることも出来なくなり、美佐子は絶望の淵に立たされたように思った。
そんなある日、美佐子は夢の中で1人の少女と出会う。
その少女はまるで聖母のような優しさを持った、とても綺麗な人だった。
名前を聞いたが無いと答えられたので、テーブルに置かれた花瓶に咲いている、一輪の白いユリと似ていると思い、ゆりさんと呼ぶようになった。
景色や風の音、紅茶の香り、味、テーブルの心地よい冷たさ、五感がとてもよく再現された夢の中で、美佐子は時間を忘れて少女と話し、次第に打ち解けていく。
だがある日、とある訪問者が訪れて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 17:26:18
10193文字
会話率:28%
地方公務員として町の発展を願った男は、志半ばで命を落とす。
だが、突然現れた高位生命体に願われて、文明の遅れている他の世界の魂と融合し、田舎領主の次男『アル』へと生まれ変わった。
生まれ変わったアルは、前世でのやり残した思いを叶えるた
め、異世界で活動を始める。
まずは、質素すぎる自分の生活環境改善から……
内政というよりは、埋もれている技術を広めていくような話です。
基本ほのぼの、たまにシリアス? そんな感じです。
良ければお付き合い下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 12:14:51
86696文字
会話率:49%
若くして命を失った地方公務員だった男。
突然現れた高位生命体に願われて、文明の遅れている他の世界の魂と融合し、田舎領主の子『アル』として生まれ変わる。
そして、生まれ変わった異世界で『アル』は、様々な技術の達人たちに鍛えられて、
気付かぬうちに万能人間へと育っていく。
さらに、その技術を伝えた結果、様々な称号を得ることになる兄弟や、幼馴染たち。
そんな人々に囲まれた『アル』は、果たして、世界に、人々に、何をもたらすのか?
内政というよりは、埋もれている技術を広めていくような話です。
基本ほのぼの、たまにシリアス? そんな感じです。
良ければお付き合い下さい。
あと、少しずつ修正入れています。基本的には変わりません。
変わりそうなときは、こちらに記載します。
3/24 『2.112歳は旅立ちの歳』の話の最後に、文章を書く参考に、と作った周辺地図を載せました。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 11:04:15
176549文字
会話率:26%
総理大臣の椅子を目前にして、異世界転”性”!?
政治家・畔村進(あぜむらすすむ)は総理大臣の椅子を目前に、心臓発作で倒れてしまう。
そして、目が覚めるとそこは病院ではなく、なんと文明すら怪しい異世界!
しかも壮年で大柄だった体は、
小さい体躯の金髪美少女になっていた!?
これは元の世界に戻りたい”美少女化した老政治家”と、
彼女を聖母の再臨と信じて疑わない周囲のギャップが織りなす異世界コメディ!!
※毎日18時更新です。
ストックはありますのでしばらくお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 18:00:00
141916文字
会話率:49%
転生したら『兜』になっていた!?
高校一年生の天城ハルトはある日交通事故に遭い、目が覚めると『兜』になっていた。
その兜に付与されたスキルは――『神層学習』。防御壁に受けた魔法を瞬時に《防御》・《学習》するという、兜でありながら攻
撃魔法でさえ使いこなせるというチートスキルだった。
そして、そんなハルトを『拾ってくれた』のは、ハーフエルフの美少女冒険者、ララ。
エルフの血を持つララは美しく、強い。
しかし、悪徳貴族との対立、『伝説の冒険者』である父親との確執、顔すらも憶えていない母への思慕の中で、少女は孤独に揺れ動いていた。
『世の美しい女性たちを守る』
確かにそれが夢だったが、まさか兜になるなんて思いもしなかった。でも、こうなったからには仕方がない。覚悟を決めなければならない。
『ララを守りたい。
兜に成り果てた俺にできるただ一つのことで、ララを支えていきたい。』
そう覚悟した『最強の兜』の戦いが、いま幕を開ける!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『スキル《神層学習》―学習する最強の兜(俺)-』を書き直し、ライトノベル一本分として仕上げたものです。出だしはほぼ同じですが、物語の展開は異なります。
※第8回オーバーラップ文庫大賞第2ターン、二次選考通過作品。(をさらに改稿しました)
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 19:34:30
79844文字
会話率:43%
たとえどんな地獄でも、『捧げたい』ものがそこにある。
それは聖盃でなければ、叶えられない。
アナタと私、アンタと俺。
────正反対な境遇のふたりは、ある日交わり合う。
嫌気がさした職場からはばたくように自由を手に入れた、不
死の力を持つ女戦士オルタリア。
そして両親のことで疲れ果て、囚われたように村で過ごす、隻腕の青年ゲオル。
スカッと仕事を終えたその数日後のある日、幻の聖遺物『聖盃』の話を聞いたオルタリアがまず訪れた場所こそ、ゲオルのいる村だった。
ひょんなことからゲオルとともに行動すると、世界的に勢力を拡大している宗教団体であり、ゲオルにとっても因縁がある『プレロマ聖母教団』が暗躍していた。
しかしそんなことはおかまいなしに、嬉々として状況を受け入れるオルタリア。
すべてはそこから始まった。
教団からの刺客、獣法(オーム)と言われる異能の力の使い手たちや、過去に存在した魔物や人間などの影『マガツ』が行く手を阻むようにふたりに襲い掛かる。
────そしてそんな中手に入れたのが、聖鋼の黒義手《コルトパイソン》という名の聖遺物だった。
これが聖盃へのキーとなるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 02:43:35
43024文字
会話率:35%
線の細い中世的な美貌に一部上場の大企業を担う立派なお家、少しはわがままに育ってしまったけどそれもご愛嬌、それがこの俺、花總麻里弥…………って、それって前世の姉がやってた"BL王道学園ゲーム"の悪役の名前じゃない⁉︎
道理でやたら"美形"なご令息ばかり集まっていて、"小中高と一貫"の上に"全寮制"だからみんな"男同士の恋愛"に目覚めていて、生徒会役員は人気投票で決まってるーーって、納得している場合じゃない。このままだと物語が始まったら主人公への嫌がらせで早々に退学処分になってしまう!
それだけは回避しようと暗躍しつつ、生徒会長親衛隊のかわいい子たちに囲まれ役得満喫してたら何故かあだ名が「マリアさま」になっていて……!? 鉢合わせないように逃げ回ってたのに、生徒会長も「俺のこと好きなんだろ……?」じゃない!!
俺様溺愛生徒会長サマ×美人実は強気な親衛隊員受けのドタバタラブコメ(予定!)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 00:00:00
4599文字
会話率:34%